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インタビュー…喫茶店のマスターになった部長さん

★今回のキーワード

 『インタビュー…喫茶店のマスターになった部長さん』


こんにちは、佐久間です。


前回のつづきです。

念願かなって、喫茶店を営むことになった部長さん・・・


独立まではイバラの道だった?

光の裏に影あり?

開業って思ったよりこんなに簡単?


そんな疑問に答えるべく、

今回は、マスターへのインタビューをご紹介します。


インタビュアーは、

経営にはまったく携わったことはないが、

独立にはすこしあこがれている・・・

そんなYさんです。


(挨拶等は省略)

Q.30年勤めた会社を退職するとき、正直悩みましたか?

 また、奥様に反対されたりしませんでしたか?


A.本当に、まったく悩まなかったなぁ。

 だって、それが「夢」だし、家族には何年間もその夢について

 語っていたから、

 逆に、いつ会社を辞めるの?っていつも聞かれてたよ。

 だから、悩みもしないし、みんな賛成だったね。

Q.日本では転職よりも、一つの会社に長く勤めてたほうが賢明

 という流れがありますよね。

 転職すると逆に給料が減っちゃうみたいな・・・。

 だから、会社辞めるのもったいなぁって感じちゃいました。


A.ん…、少し違うかなぁ、方向性が(笑)

 人それぞれ、やっぱり目標とか夢とかあるよね。

 私みたいな年になると、老い先短いから(笑)その夢を叶えること

 を強く意識するようになる。

 給料とか、他人の目とか、そんなのは関係ない。

 独立もそうだけど、転職だって、その会社がいやだからやめるって

 のじゃなく、次の会社でもっとスキルアップして、自分の夢を

 かなえてやる!ってほうがその人は伸びるし、楽しいんじゃないかな。

 生活していて、そのほうがやりがいもあるしね。

 人生にハリもでる。

Q.なるほど、でも、金銭的に不安な部分・・・

 会社に勤めていたら、この先も安定した収入があるんじゃないかとか、

 独立しても失敗したらどうしようとかは、実際なかったんですか?


A.現代社会だから、その金銭に関するところはつき物だよね。

 だからこそ、夢を現実にする段階で、計画をたてるし、

 障害に負けないような心構えも必要だと思う。

 君の上司もいってると思うけど、予定通りにはいかないもの。

 だから、修正しながら目標にどんどん近づいていく。

 それは、お金も行動も同じこと。

 修正するのは私にとって楽しいことなんだ。

 いろいろと、試行錯誤できるからね。

 想像力をかきたてられるっていうか、

 そのまま惰性で会社に勤めるよりは、自分のやりたいことを

 実行して、それで失敗すればそれでいいじゃないって。

 でも、失敗しないようにはしてるんだけどね。

 言ったように、計画段階で障壁は最大限取り除く。

 そしてスムーズに実行できるようにする。

 だから失敗ってことはほとんど考えなかったし、

 今も思っていないね。

Q.計画たてても、そのままで終わっちゃいがちです・・・反省(笑)

 改装工事もマスター自身でやったと聞いたんですが、

 そんなことできるんですか?(驚)


A.ご覧の通り、実際できてるよ(笑)

 以前から日曜大工が趣味だけど、

 実は、店舗構えた後に、ちょっと修理する箇所ができたら

 自分で直すつもりだったんだ。

 ところが、結局、居抜き物件を買って、自分で改装してしまった。

 趣味って怖いね(笑)

 その分、当初予定していた出費の1/3以下で済んだんだよ。

Q.す、すごいですね。そんなこともできちゃうなんて。

 でも、少し前は不況の真っ只中っていうか、外食は結構厳しいと

 聞いたんですけど、その部分の不安とかありませんでしたか?


A.やろうと思っていたのが、小さな喫茶店・・・食堂みたいなもので、

 最初から大量の投資をして、何百人雇って、大きなレストランを

 何店舗も・・・ってのが目的じゃなかった。

 家族をテーマにした喫茶店で、

 自分の生活リズムを維持しながら暮らしたかった。

 だから、そのための計画を立てたし、店舗を出す地域の状況を調査

 したり、そういう裏づけはちゃんと行ってきたよ。

 世の中の景況感にあまり左右されないやり方だと思うから、
 
 自信はあったよね。

Q.私だったら不安のほうが多いと思いますね(笑)

 例えば、今独立したいけど不安な人に何かアドバイスっていうか、

 言いたいことがあったらお願いします。


A.まあ正直、アドバイスできる立場じゃないけどね(笑)

 不安があるってことだけど、どこが不安なのかな?

 それは人それぞれ違うはずだよ。

 独立したいっていう気持ちがあっても、どこか不安なことがあれば、

 その不安材料を取り除くことから始まるよね。

 私の場合だったら、値段設定とか、客層とか、店の維持費とか

 やっぱりいろいろあったよ、最初は。

 でも、計画の段階で一つずつクリアしていった。

 そしたら、不安なんかなくなっちゃうよね。

 もう独立するしかないよね。

 あ、それと大事なこと。

 これもYさんの上司が言ってると思うけど、

 成功してやるっていう気持ち。

 これがないと、だめだよね。

 全部中途半端に終わっちゃう。

 一言で独立っていっても、いろんな形式があるわけだから、

 それに合った道標と、心意気、これが大事だと思うなぁ。
 

(インタビューはここまで)

・・・いかがでしたか?


結構的外れな質問もありましたが、

実際、これが経営する側とその前の段階の差です。


また、質問の端々に、「マイナス」を思わせる言葉がでてきました。

「不安」という言葉が何度も出てきました。

逆に、マスターは何でも「プラス」に捉えてますね。

現在の姿勢が、はっきりとあらわれています。

インタビューはまだあります。

気になる続きは次回・・・。


独立後の生活にどんどん突っ込んでいきます。

Yさんの視点に立った質問と、

私が用意したちょっと訪ねにくい質問・・・

おもしろいと思いますよ。

気温が一気に上がってきました。

もうすっかり夏ですね。

こんな日はクーラーのきいた部屋で冷たいジュースを飲みながら・・・

なんて生活していたら、マスターに怒られますよ。

マスターは、暑ければ暑いほど、

外で稽古をするそうです・・・空手の。

この部分でも精神力が鍛えられるんでしょうね。